画像引用:レノファ山口FC公式ホームページ
【レノファ山口J3加盟】
ど田舎で何もなく、よその町へ行くと必ず
「フグだよね!」「鍾乳洞!」としか言われない我が故郷山口県。
プロ野球ではカープかホークスを応援し、自分の町かのように「広島!」「福岡!」と連呼する誇りも何もありゃしない。
そんなプロスポーツ不毛の地のおらが町に彗星の如く現れた現存する唯一のプロスポーツクラブ、それがレノファ山口なのです!
J3に加盟した時、県内の人は半信半疑でした。
「そりゃ山口だから応援するけど…」
「でもボコられたら辛いし…」
「Jリーグってレベル低いじゃん」
「半分アマチュアなんでしょ?」
むしろ1信9疑くらいだったのかもしれない。
実際地元にクラブが出来るまでは私もそんな感じでした。
そんなレノファ山口はJ3元年に快進撃!
何よりサッカーを知らない人に魅力的な攻撃サッカーを標榜し、ATに1点リードでもトドメを刺しに行くそのスタイルでJ3を制覇しました!
人とは不思議なもので、優勝が近づくにつれ、
「最初から信じとったで!」
「ずっと応援してましたけど」
「山口の誇りや!」
と出るわ出るわの手のひら返し。
そうしてレノファ山口はJ3初年度にして優勝、得点ランキング独占でJ2へと挑むこととなったのです。
【魔境J2】
J2と言う沼に染まれば、そこは浮きも沈みもしない底なし沼だと、誰が言ったか。
落花生が有名なとこのクラブサポだったような気がしますが。
(※どこかで見たことがある気が...)
魔境とはよく言ったもので、初年度も今シーズンも、優勝いけるやん!って状態から気づけば二桁順位だったり、毎年シーズン頭に
「ひぇっ…名のある格上さんや…胸お借りします…」な降格クラブが沈みっぱなしだったりと様々。
シーズン序盤だけでも優勝争いに絡んだり、ギリギリで残留したりと様々な感情をぼくらにプレゼントしてくれるレノファ山口ですが、J2に上がって良かったこと!
これがやはりいくつもありまして
・キングカズが来た。
やはり別格の認知度とオーラ。衰えぬ人気。毎年横浜FC戦は狭いスタジアムがパンパンになります。
・元日本代表にお会いできる。
イナモトォ、オノォ、オーグロォ、ムァキィとジーコが読み上げた数々の往年の名選手がJ2に舞台を移しプレイしていたりするのです!
・未来の日本代表を探せ
香川、乾、パクチソン、松井大輔、フッキ…。彼らはJ2が育てたと言っても過言ではありません。
中村航輔や冨安なんかはJ2でグレートな存在でしたし、そんな選手が日本代表で活躍してる姿を見ると
「あいつら凄かったもんなー!」
とちょっと通ぶれるのです。
【レノファ山口その先】
かと言ってずっとJ2にいたいわけではないのです。
夢はもちろん!ACL制覇!
そして此の期に及んでようやく言及しますが、レノファ とは
renovation(維新)とfight(闘う)を合わせた造語でございまして、つまりはサッカーでも維新を!と山口県民が思っちょるクラブ名なわけです。
平成終わるので次の元号に持ち越しとはなりましたが、攻撃スタイルの見て楽しいサッカーで、Jから世界へ!
その未来を夢見て、昇格も降格もないことが決まった今シーズンですが今週も山口県民はレノファ山口の結果を気にしながら日々ソワソワしておるのです。
クラブ愛が伝わる良い記事ですね。
どこかで見た漫画ww