オルンガ脅威の8得点!!!
凄いぞ柏ーーーー!
なんと13−1ーーーーー!!!!
仙頭 「泣くな 小屋松...これがJ1常連の強さだ。
それにみんな心が折れて足が止まってしまった...いつか俺達も...。」
小屋松「うす....。」
見知らぬ事情通 「小屋松...なんとか一点とったか...さぞ悔しかろう...。
だがお前ならJ1でやれるで!ワイは知っとるんや!」
スターティングイレブン
前節から中2日で望んだ柏レイソル戦。
サガン鳥栖は5人メンバーを入れ替えてきました。
まあ、当然のターンオーバー。
編集長が気になったのは新たなメンバーがどのくらい機能するのかという事。
さあ どうなるか見てみよう!
時系列レビュー
キックオフ!〜鳥栖の狙い、柏の狙い
鳥栖の攻撃配置
柏のデフェンスラインは4−4−2。マンマーク気味にプレスを当ててくる。
メンバーの変わったサガン鳥栖は、島川を最終ラインに下げ、松岡、樋口-本田、石井で中盤を四角形のような形で編成した。
中野はやや下がり目。
全体的にポジションはいつもより固定的。
狙いは明確でハイラインの柏のSBの裏。
ここに最終ラインから長いボールを供給する。
0分には早くもエドゥから林。
3分田代→カイセーオフサイド。
7分、10分エドゥ誰にもあわず。
序盤から分かりやすいほどにSBの裏を狙っていた。
鳥栖の守備配置
一方の柏はビルドアップ時に、右SBの北爪を一列前に上げて3-3-1-3のような形でビルドアップ。
鳥栖はプレスは4-2-4。(2がやや左より。)。撤退時は5-3-2と守備に関しては前節までと基本的な構造は変わらず。速い寄せを見せる。
柏のビルドアップは右なら北爪経由でクリスティアーノ。左は古賀、仲間、椎橋を絡めて江坂まで持っていきたい意図はあったが鳥栖の4枚プレスに苦しみ、ロングフィードを蹴らされる展開に。
5分の江坂のドリブル突破からカウンター。
14分付近には狙い通り、古賀がプレスをかわし、仲間→江坂と繋げたがゴール前には至らず。
鳥栖はシュート2本。柏はシュートを1本も打てずに飲水タイムを迎えた。
裏狙いで走った結果倒される林のシーンを多く見る事に。
カイセーも17分に1度だけ林に決定的なパスを通した(オフサイド)。
鳥栖メーター 50%
※鳥栖メーターは編集長が完全に主観で鳥栖の状況を数値化したものです。0→やばい。100→押せ押せの展開。前回、遊んでて遅れた挙句、ゲームみたいに仕上げてきた編集部のアイキャッチにインスピレーションを受けたらしい...。
25分〜林のゴラッソ!だが、その後は運べんトスの巻
飲水タイム。
柏はプレスの配置を5-4-1に変更。
だがプレスの出足が揃わず、鳥栖の3枚にプレッシャーがかからない。
柏最終ラインのわずかなズレを林は見逃さなかった。
林「エドゥ!くれ!」
エドゥ神流石のロングフィード!
裏に抜けた林は相手ディフェンダーにつめられるも、シザースで翻弄し狭いニアにゴール!
フォーメーションを変えて整わない柏の一瞬の隙をついた見事なゴールでした。
その後は33分付近までは、ショートカウンターを2回。
島川→中野のクロスなどいい形を見せた鳥栖だったが、守備が整ってきた柏に押される展開に。
柏の守備がハマり、今期あまり見られなかったビルドアップのミスが目立ち始めた。
流動的なポジショニングで数的、位置的な優位を築いてきたサガン鳥栖だったが、メンバー変更の影響もありビルドアップの局面ではややポジションが固定気味で上手く柏にはめられてしまった形だった。(押し込んでからはいい形もあった。)
38分にはクリスティアーノの個人技からシュートに持っていかれ、柏もリズムを作りだす。
しかし、鳥栖は本田を下げめに配置し4-3-3ぎみに修正(撤退時はいつもの)。ほころびを見せなかった。
43分 本田→大畑
終了間際には本田→林(ファールゲット)
といい形を見せるも決定機には至らず前半終了。
ゴールはしたものの、やや課題が見えた前半だった。
鳥栖メーター 50%
45分〜ミラーゲーム再び 松岡、小屋松、仙頭、飯野
ハーフタイムをはさみ、柏は細谷、大谷、三丸を投入。
ネルシーニョはミラーゲームを仕掛けてきた。
もはや鳥栖対策として定番になってきた気すらするこの形。
柏のデフェンスフォーメーションは3-4-1-2だった。
ピッタリと合わせ鏡のようにマンツー気味でプレスをする柏。
鳥栖も朴をビルドアップに参加させるがいまいちかみ合わず。
55分には、左サイドのパスミスを大谷にさらわれゴール前の細谷に。
たまらず松岡はファール。
3連続のセットプレーも上島のヘディングシュートはポストに当たりなんとかピンチをしのいだのだが...。
なんと鳥栖の心臓、松岡が立てず...。
肩を負傷して無念の負傷退場。
これを見た金監督は3人の男をピッチに送り込んできた。
まだ5試合なのに貫禄すら感じる3人の背中。
金監督「(松岡は痛い...。)柏は配置を変えてきた。流れを変えてくれ。」
飯野「OK!いつも通りですね。」
先頭「さあ いこーか 小屋松?」
小屋松「うす...。」
小屋松が左FWの位置に入った。
そして、63分...。
朴のロングフィードのこぼれ球が島川の前に飛んだ。
島川は迷いなく遠い位置からシュート!
デフェンスに当たったボールは小屋松の前に。
小屋松はシュートフェイントで柏のデフェンスを2枚引きつけフリーの林へパス。
林が冷静にフェイントを入れGKのタイミングをずらしてからゴール左隅にボールを沈めた。
見知らぬ事情通「小屋松!ついに...やりおったでええええええ!(号泣)」
柏は64分 サヴィオ、67分 瀬川イン。
鳥栖メーター 60%
69分〜目まぐるしく世界(ポジション)は動く
引水タイム。
交代枠をフルに使った柏はフォーメションチェンジ。
4-2-1-3でハイプレスを敢行する。
鳥栖も小屋松、仙頭、飯野の投入でポジションが流動的になりパスが回るようになってきた。
そして、69分54秒。
中野のパスカットを起点にまさしく今期のサガン鳥栖を象徴するようなパス回しから飯野のシュートが生まれた。
このシーンはDZANがフルタイムの映像を配信している間にぜひ見て欲しい。
中野のカットから小屋松が左サイドに抜け出し→本田→仙頭。
田代に下げてサイドチェンジから林に当てて再び仙頭。
本田–小屋松のワンツーで中央に侵入し、林が繋いで飯野→逆サイドにきた小屋松→飯野と繋ぎペナルティエリアに侵入しシュート!
実に美しい崩しであった。
71分 山下イン。本田右ウイングの4-3-3(守備時は小屋松を下げ5-3-2になる時も)。
だが柏のハイプレスからの速い展開に乗せられてしまった鳥栖の配置はかなり間延びしてしまいファールの多い大味な試合展開に。
ゴールこそなかったものの柏に主導権を握られてしまった。
81分 ソッコを投入し、5-4-1に配置変えも流れは変わらず試合終了。
両チーム共に目まぐるしく配置が変わる試合は、少ないチャンスをものにしたサガン鳥栖が勝利した。
鳥栖メーター 40%
今日のMVP
決して簡単なゴールではなかったです。
強豪チームは少ないチャンスを仕留めて勝ちきっていくもの。
サガン鳥栖も勝ちグセが付いてきたのか...。
そう言ってしまうのはまだ時期尚早なのか...。
ビルドアップにやや課題を残したものの大畑、島川、田代はある程度機能したと思います。
松岡の負傷状況も気になるところです…。
(すぐ見れなくなった動画笑)
カイセーのハイライトは試合後に林と記者陣に囲まれてサムアップしてたとこ…。
そろそろゴールハイライトに出ようぞ泣
もうみんなの気持ちはダービーに向いているんじゃないかな?