サガン鳥栖の運営会社「サガン・ドリームス」新社長は福岡淳二郎氏
サガンティーノのみなさん、こんばんは。

サガン鳥栖の運営会社「サガン・ドリームス」の新社長に佐賀県サッカー協会会長の福岡淳二郎氏が就任しました。
オンラインで会見した福岡新社長は「厳しい財政状況が続き、新型コロナウイルスの影響が重なる中でバトンを受け取り、責任の重さに身の引き締まる思いだ。鳥栖市をはじめ、県内の全市町と連携を深め、持続可能な地方クラブのモデルを目指す」と述べた。
サガン・ドリームスの2020年度(20年2月~21年1月)決算は約10億円の赤字で、債務超過となる見通し。福岡新社長は「21年度は入場料収入、広告収入ともに1・5倍を見込んでおり、人件費を抑えるなど、緊縮財政で赤字を出さないのが目標。来年度、再来年度で赤字分を返済したい」と語った。
佐賀県サッカー協会とサガン鳥栖
佐賀県サッカー協会といえば、坂田道考氏ですよね。
フェルナンド・トーレス氏がきっかけでサガンティーノになった人のために、佐賀県サッカー協会の坂田道考氏について説明します。
サガン鳥栖の歴史は、1991年に佐賀県サッカー協会の理事長であった坂田道考氏が先導し、「PJMフューチャーズ」の誘致を決定ことから始まりました。
坂田道考氏の
「プロスポーツのない佐賀にサッカー文化を根付かせたい」
という想いに、多くの市民が賛同し佐賀県初のプロスポーツクラブが誕生しました。
1996年のシーズン終了後、経営危機によるクラブ消滅の危機など、まさに波乱の時期のサガン鳥栖の功労者の1人です。
ところが、腎臓癌で入院し、2000年1月7日に54歳という若さで死去。
坂田道考氏の命日が1月7日であったことから、背番号17番がサガン鳥栖の永久欠番となり、わたしたちサガンティーノの背番号となりました。
過渡期のサガン鳥栖
現在のサガン鳥栖もまさに過渡期です。
そんなときに新社長に就任したのが、またもや佐賀県サッカー協会会長の福岡淳二郎氏。
何か深い縁のようなものを感じてなりません。
また、坂田道考氏も元佐賀大学教育学部教授であり、教育者という側面も持っていました。
福岡淳二郎氏も佐賀県教育委員会という教育の場のキャリアを持っている方です。
サガン鳥栖新社長に福岡淳二郎氏 サッカー協会会長を兼任 県政策部長も取締役に【佐賀県】
福岡淳二郎代表取締役コメント
本日開催された臨時株主総会、臨時取締役会をもちまして、株式会社サガン・ドリームスの代表取締役を拝命いたしました。
J1のステージで10シーズン目となる節目でありながら、厳しい財政状況が続くなかに新型コロナウィルス感染拡大の影響が重なるタイミングでバトンを受け取り、責任の重さに身の引き締まる思いでございます。
いつもサガン鳥栖を応援していただいているファン・サポーターの皆様をはじめ、スポンサー企業、株主の皆様、そしてホームタウンである鳥栖市をはじめ地元行政の皆様などクラブを支えていただいている全ての方々と一緒に、しっかりと足下を見つめなおしながら一歩一歩、確実に前に進みたいと考えています。
今年はクラブスローガンに「Full Power」と掲げ、チーム、フロント、そして皆様とともに“砂岩”となり全力で「クラブワーク」を発揮し、ホームタウンである鳥栖市をはじめとする佐賀県内の全市町とこれまで以上に連携を深めるなど、クラブを取り巻く全てのステークホルダーの皆様と共に、持続可能な地方クラブのモデルを目指していきます。
サガン鳥栖が、より皆様に愛され、地域の誇りとして未来まで輝けるよう私自身も全力で努力して参ります。
引き続きサガン鳥栖へのご支援と、より一層の熱いご声援をよろしくお願いいたします。
引用元:https://www.sagan-tosu.net/news/p/5208/

今年も後押ししていきましょう。
サガン・ドリームスの代表取締役社長・福岡淳二郎さんが、就任あいさつのため本日、橋本市長を表敬訪問
「地域と一体となり盛り上げていきたい」
(株)サガン・ドリームスの代表取締役社長・福岡淳二郎さんが、就任あいさつのため本日、橋本市長を表敬訪問しました。
福岡社長は「地域と一体となり盛り上げていきたい」とあいさつし、橋本市長は「コロナ禍で苦しい船出ですが、サガン鳥栖を応援する気持ちはずっと変わりません」と語りました。 pic.twitter.com/ZxFVwTniTy
— 佐賀県鳥栖市 (@tosu_city) February 10, 2021