5試合無敗のサガン鳥栖
今回サガン鳥栖はターンオーバーしながらも、柏レイソルに勝利!
オルンガ選手がいなくても、エースのクリスティアーノ選手、サガン鳥栖を相手に得点するイメージのある江坂選手、瀬川選手がいる柏レイソル。
そんな彼らにも仕事をさせず、見事に勝ちきりました。
ユースの強豪を抱え、若手にシフトしたサガン鳥栖がいずれは躍進することは誰もが予想していたでしょう。
でも、それが今年だとは・・・!
強化担当者に拍手を送りたい今年のサガン鳥栖。
権田神によって連勝はストップしてしまいましたが、ここからまた連勝していきたいですね。


トップ3の他のチームの動向
川崎フロンターレはヴィッセル神戸のアディショナルタイムの劇的弾(90'+10)で連勝ストップ。
名古屋グランパスは5連勝しているものの、元サガン鳥栖の吉田豊選手のオウンゴールでの1失点。
一部のJリーグサポーターによると、風間八宏監督がかつて率いた川崎フロンターレと名古屋グランパス、マッシモ・フィッカデンティ監督がかつて率いたサガン鳥栖と現所属の名古屋グランパス、つまり、今年のJリーグの優勝争いは風間八宏監督とマッシモ・フィッカデンティ監督の手の中にあるとかないとか 笑
まだシーズン開幕から5試合なので優勝争いの話は早いかもしれませんが、面白い見方だなと感じました。


これまでのJ1開幕3試合以上連続無失点
連勝記録はストップしても、まだまだ無失点記録が継続中のサガン鳥栖。
行けるところまで行ってみたいですね。
6試合連続無失点
- 1996年 横浜F(最終3位)
5試合連続無失点
- 2021年 サガン鳥栖NEW!!
3試合連続無失点
- 1996年 磐田(最終4位)
- 2000年 鹿島(最終優勝)
- 2006年 清水(最終4位)
- 2007年 G大阪(最終3位)
サガン鳥栖は開幕無失点の記録がどこまで続くか
次節は毎試合得点しているアビスパ福岡と無失点継続中のサガン鳥栖という矛楯対決!
ただし、今年のサガン鳥栖は無失点継続中でありながら得点力もあります。
これまでは、「もう少しだったのに」ということが多かったサガン鳥栖ですが、今年のサガンなら!!と期待感が高まります。

このあとの対戦相手
- ホーム:アビスパ福岡 ←ここまで無失点だとタイ記録
- アウェイ:セレッソ大阪 ←ここまで無失点だと新記録
- アウェイ:川崎フロンターレ ←ここまで無失点だと優勝争いも見えてくる!?
サガン鳥栖のアウェイ等々力の過去の結果
- 2017年 △1-1
- 2018年 △0-0
- 2019年 △0-0
- 2020年 △0-0
引用:https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/soccer/1615699475/
試合後の選手コメントの抜粋
サガン鳥栖#30 DF 田代雅也選手
--J1リーグ戦初先発となりましたが。
スタメンのメンバーが替わった中で、僕らの役割が大事だと認識していた。その中で勝点3を取れて、失点もしなかったことはプラス材料になったかなと思います。--メンバーが替わった中、これまで出ていたメンバーとまったく同じことはできないと思います。今日のビルドアップで意識した部分は。
足元だけにならずに裏の動きもしっかり見ること。あとは僕がパスした選手が窮屈にならないように意識していました。--1点目は相手を引き込んで背後を突く形でしたが、あれはチームとして狙っていたのでしょうか?
前半は特にそうですけど、チームが準備してきた形が表れたのかなと思います。
サガン鳥栖#8 FW 林大地選手
--複数得点になりましたが。
複数得点を取りたいとずっと言っていたので満足することなく、次もどんどん複数得点できるような選手になりたいと思います。--我慢の時間もあったと思いますが、どういう精神状態を心がけていたのか。
守備の時間もあったんですけど、ボールも奪えていたし、ネガティブな守備ではなかった。良い連係からポジティブな守備でボールを奪うこともできていた。その中で自分のところに来たら、しっかり仕掛けて仕留めてやろうとは常に思っていました。[・・・・・・]山下選手とはお互い得点を取ることで高めあえればすごくいいと思っています。
チームプレーを無視してエゴを出して得点だけにこだわるのは違うと思うので、チームのために走ってプラス得点を取れるように日々いい関係を保ちながらやっていきたいと思います。
柏レイソル #7 MF 大谷秀和選手
--後半からどういった意図を持って試合に入った?
ハーフタイムに監督もかなり強い口調で言っていましたが、「ミーティングでやろうと言っていたことを選手たちが最大限責任を持ってやろう」という話をして入りました。前半を見ていても、なかなかボールを持っている選手にプレッシャーを掛けられていなかったですし、相手も自分たちを見ながら少しずつポジションをズラしたりしたので、難しくなったと思います。ただ、ピッチの中でそれを修正できなかったことで失点してしまい、もったいない45分になってしまったと思います。
選手コメント全文、サガン鳥栖公式サイト選手コメントはこちら。
試合後の両監督のインタビューの抜粋
サガン鳥栖 金明輝監督
ミッドウィークの中でたくさんのファン・サポーターが駆けつけてくれて、しっかりと結果を残したことをうれしく思います。ファン・サポーターの後押しというか、12人目の力というのはすごく感じた試合でした。
ゲームの内容としては当然、メンバーも替わった中で難しさもありましたけど、初めてのスタメンの選手が複数人いる中で、しっかりとゲームをコントロールしてくれたなと思います。
狙いどおりの得点でもありましたし、最後は柏さんがマンツーマン気味でシステムをハメてきたり、そもそもパワーのあるチームなので僕たちが上から目線で言うわけではないですけど、ある程度、想定内の攻撃をしてきた中で守ることができた。あとは後半にもう少し、相手コートでプレーをするということはまだ課題なのかなと思います。
ただ、しっかりと勝ち切るという強さは身についてきたのかなと思います。現状に満足せず、突き詰めていきたいと思います。[・・・・・・]誰一人、現状に満足していない。難しい時期も出てくると思いますけど、そういった中でもブレずにいきたい。当然、微調整はしながらももっと前に進んでいけるようにしたい。ホームでアビスパ戦もあるので、勝てるようにやっていきたいと思います。--開幕から5試合連続無失点。その要因は。
選手たちの努力の賜物だと思います。去年の悔しさをキャンプから突き詰めて、選手間で求めながらやってくれたのが要因の1つでもあります。当然、それだけではないですけど、チームとして1つになって戦えているのがそういった要因になっていると思います。当然、無失点にすれば負けはないんですけど、得点が取れていることも含めて、選手たちの自信になっている。おごることなく、過信にならないようにしたい。選手たちがそこに関しては本当に頼もしいです。
柏レイソル ネルシーニョ監督
前半に関しては入りから良くない出来で、こちらが狙いとしていたボールの持ち方ができませんでした。
後半に入って形を変えて、特に(マテウス)サヴィオが入ってから攻撃のところでテンポが生まれ、ポゼッションする時間帯も増えました。
ただ、2失点目を喫してから相手がまた勢いづいたと思います。
しかし、後半残り25分くらいに関してはこちらがしっかりボールを握り、自分たちの狙いとしていた攻撃の形、テンポが改善されたと思います。[・・・・・・]彼(マテウス サヴィオ選手)は違いを作れる選手ですので、彼が入ったことで今日のゲームのテンポが改善されたのは間違いないと思います。
監督コメント全文はこちら。
総走行距離
鳥栖 | 出場 時間 |
総走行 距離(km) |
||
---|---|---|---|---|
40 | GK | 朴 一圭 | 90 | 7.376 |
20 | DF | ファン ソッコ | 7 | 1.622 |
3 | DF | エドゥアルド | 90 | 10.842 |
30 | DF | 田代 雅也 | 90 | 10.870 |
31 | DF | 大畑 歩夢 | 61 | 7.669 |
47 | DF | 中野 伸哉 | 90 | 11.343 |
10 | MF | 樋口 雄太 | 83 | 10.292 |
22 | MF | 小屋松 知哉 | 29 | 4.680 |
23 | MF | 本田 風智 | 90 | 11.725 |
24 | MF | 飯野 七聖 | 29 | 4.667 |
4 | MF | 島川 俊郎 | 90 | 11.365 |
41 | MF | 松岡 大起 | 61 | 7.748 |
44 | MF | 仙頭 啓矢 | 29 | 4.389 |
19 | FW | 石井 快征 | 61 | 7.420 |
8 | FW | 林 大地 | 72 | 8.672 |
9 | FW | 山下 敬大 | 18 | 3.290 |
チーム合計 | 123.97km |
スプリント回数
鳥栖 | 出場 時間 |
スプリント 回数(時速24km) |
||
---|---|---|---|---|
40 | GK | 朴 一圭 | 90 | 2 |
20 | DF | ファン ソッコ | 7 | 0 |
3 | DF | エドゥアルド | 90 | 9 |
30 | DF | 田代 雅也 | 90 | 13 |
31 | DF | 大畑 歩夢 | 61 | 18 |
47 | DF | 中野 伸哉 | 90 | 11 |
10 | MF | 樋口 雄太 | 83 | 9 |
22 | MF | 小屋松 知哉 | 29 | 5 |
23 | MF | 本田 風智 | 90 | 17 |
24 | MF | 飯野 七聖 | 29 | 5 |
4 | MF | 島川 俊郎 | 90 | 5 |
41 | MF | 松岡 大起 | 61 | 9 |
44 | MF | 仙頭 啓矢 | 29 | 4 |
19 | FW | 石井 快征 | 61 | 11 |
8 | FW | 林 大地 | 72 | 22 |
9 | FW | 山下 敬大 | 18 | 9 |
チーム合計 | 149回 |
第5節までの明治安田生命J1リーグ順位表
2021年3月17日(水) 21:33
順位 | クラブ名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点 |
1 | 川崎フロンターレ | 16 | 6 | 5 | 1 | 0 | 14 | 4 | 10 |
2 | 名古屋グランパス | 15 | 5 | 5 | 0 | 0 | 8 | 1 | 7 |
3 | サガン鳥栖 | 13 | 5 | 4 | 1 | 0 | 10 | 0 | 10 |
4 | セレッソ大阪 | 12 | 6 | 4 | 0 | 2 | 13 | 8 | 5 |
5 | 横浜F・マリノス | 10 | 5 | 3 | 1 | 1 | 10 | 6 | 4 |
6 | サンフレッチェ広島 | 9 | 5 | 2 | 3 | 0 | 8 | 6 | 2 |
7 | FC東京 | 8 | 5 | 2 | 2 | 1 | 10 | 9 | 1 |
8 | ヴィッセル神戸 | 8 | 5 | 2 | 2 | 1 | 6 | 5 | 1 |
9 | アビスパ福岡 | 7 | 5 | 2 | 1 | 2 | 7 | 8 | -1 |
10 | 清水エスパルス | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 6 | 6 | 0 |
11 | 大分トリニータ | 5 | 4 | 1 | 2 | 1 | 4 | 4 | 0 |
12 | 浦和レッズ | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 3 | 6 | -3 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 6 | 4 | 2 |
14 | 鹿島アントラーズ | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 5 | 6 | -1 |
15 | 湘南ベルマーレ | 3 | 5 | 1 | 0 | 4 | 7 | 10 | -3 |
16 | 柏レイソル | 3 | 5 | 1 | 0 | 4 | 2 | 7 | -5 |
17 | 徳島ヴォルティス | 2 | 5 | 0 | 2 | 3 | 3 | 7 | -4 |
18 | ベガルタ仙台 | 1 | 4 | 0 | 1 | 3 | 3 | 14 | -11 |
19 | ガンバ大阪 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | -1 |
20 | 横浜FC | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 | 3 | 16 | -13 |