第3節 仙台戦!
クエンカは残念ながら(いつもの)怪我でスペインに帰国した模様。
前節の浦和戦で見せたサガン鳥栖の可変フォーメション(不思議崩れダイヤモンド)は浦和対策だったのか、今後のベースとなるものなのか...
さあ どうなるか見てみよう!
スターティング11
スタメンは前節から変わらず、これが現在のベストメンバーか。
フォーメーションの表記に関しては色々迷いましたが、仙頭、小屋松のポジショニングなどを考慮すると3-1-4-2が一番しっくりくる気がします。
状況によって、4-3-3、4-4-2、5-3-2 と変わっていくので、今期のサガン鳥栖にはもはや配置の表記など意味のないものかもしれません。
金監督 「編集長...5バックとか4バックとかさ...大事なのはそこじゃないんだよね...」
ああ...金監督の心の声が聞こえるううう...
時系列レビュー
キックオフ!〜出会い頭のゴールから鳥栖ペースに
まずはサガン鳥栖のデフェンスの配置と仙台のビルドアップについて...なんて言ってらんねえええええ!
開始4分 いきなりエドゥ神降臨!!!!
一旦はオフサイド判定が出るものの明らかにオンサイド。
VARで判定は覆り鳥栖が山下のゴールで先制します。
松岡のシュートのこぼれ玉を小屋松→仙頭→エドゥと繋ぎ、エドゥが得意の縦パスドン!
空いているボランチの間を狙ったエドゥの縦パスにもしびれましたが鳥栖の選手配置にも注目。
複数のパスコースを作ると共に5レーンを意識してデフェンスの間に選手が配置されています。
サガン鳥栖のビルドアップ
いきなり先制ゴールで出鼻をくじかれたベガルタ仙台は、松岡を含む最終ライン3枚でボールを運ぶ鳥栖に対して4-2-3-1の3-1をそのまま当ててきます。
手倉森監督 「...行け...」
3枚に対して4枚。理にはかなっていますが、前半10分最近おとなしかったあの男がついにベールを脱いだ....
GKパクがビルドアップに参加し、長短のパスを繰り出す事によって鳥栖のビルドアップは安定感を増す。
WBが降りてくる事もあったが、押し込まれているのではなくあくまでパスコースの確保のため。
仙頭、逆サイドのWBを上げる事によって深さも確保。
今節のサガン鳥栖はほとんどミスなくボールを運べていました。
また、松岡が最終ラインから外れた為、左サイドの前線に絡んでいくのも目新しかった要素。
デフェンス時のサガン鳥栖
4-4-2でスタートしたサガン鳥栖だったが得点後は自陣では5-3-2の形になっていた。
前線の林、山下が連携してプレスしつつ、背後のボランチのケアする形は浦和戦でも行っていたが、樋口、仙頭が中による形が特徴的だった。
松下、吉野にボールを触らせず、取り所をサイドに持っていくのが狙いか。
仙台は鳥栖のサイド誘導に苦しみながらも右はマルティノスとSB真瀬のコンビネーション。
左は人を集めショートパスを繋ぎ、鳥栖のプレスを剥がし始める。
しかし、要所要所でパスがずれゴールに迫れない。
まるで昨シーズンのサガン鳥栖を見ているかのようであった...。
25分には樋口のコーナーキックからエドゥ神の初ゴールが決まりました。
25分〜超省エネの3点目
飲水タイム
ある意味で右サイドを一人で任せられている飯野が魅せます。
26分には突破からファールゲット。
29分には人を集めた左サイドの仙頭から大きくサイドチェンジ。
森下が抜けてどうなるかと思っていた右SBは今の所飯野が十分に機能してると言えるでしょう。
30分 仙台は右サイドをマルティノス、真瀬のワンツーで突破。コーナーキックをゲット。
平岡のそらしは面白い所に転がるも山下がクリア。
やや仙台に流れが傾きかける。
しかし38分、最近おとなしかったあの男(二人目)が目覚めた...。
朴のロングフィードを中野がワンタッチで落としそこから小屋松が切り込んでゴラッソ!!!
中盤を省略した省エネの3点目はビルドアップに積極的に絡みゲームを作ったパギさんと天才中野、小屋松の個人技から生まれました。
見知らぬ事情通 「影のMVPが今、本当のMVPになりおった...見事...小屋松!」
アディショナルタイムの林のハンドはあの時間にしてはいけないものでしたがPKは外れ前半終了。
熱狂的なサポーター 「みんなの気持ちが...熱い気持ちがゴールポストを動かしたんだ!!!」
45分〜得点で強引に流れを戻すサガン鳥栖(らしくない) そして伝説へ...
先に動いたのはベガルタ仙台。
3-4-3に変更しサイドに厚みを持たせビルドアップの改善を図った。
中を締めてくるなら空いてる外を行きましょ(人数多めでね) というのが狙い。
鳥栖のデフェンスは修正せずそのままだったので仙台のボールの流れがよくなり、51分にはこぼれたボールをマルティノスの強烈なシュート!ポストを直撃します。
そして流れは仙台に傾いたかと思われた54分 伝説が生まれた...
ざわ.. ざわ..
カップルサポーター女「ねえ ゴールキックなのに朴が目を閉じて、空の青を指差しているよ!なんなの?」
カップルサポーター男「分からない...朴は...サガン鳥栖は何か始める気だ!」
サガン神「時は...満ちたり...今...伝説の第1章が幕をあけるであろう...」
カップルサポーター女「え...今何か...聴こえた???」
???「黙って...見ましょう!」
サガン神「!?」
見知らぬ事情通 「!?一回も相手に渡さずに...ぜ...全員がゴールに関わって...いる...今、新たな伝説が生まれたんやで!!!
わいは伝説の目撃者や!」
映像を見返していて気づいたのですが、朴のゴールキックから樋口のゴールまでなんと全員が関わり一回も相手にボールを渡していなかったという...
しかも、相手に流れがいきそうになるたびに得点で強引に流れを呼び戻すとかどこの強豪だよ...
68分〜のりよしのFW起用 風智ふたたび
飲水タイム
サガン鳥栖はメンバーチェンジ 酒井、本田、内田が入ります。
見知らぬ事情通 「フォワード起用や!酒井は高校卒業後の2011年アルビレックス新潟に大型フォワードとして入団したんや!金監督はそれを知っとんたんや!!!」
酒井、本田が前線の2枚。内田がサイドバックで中野が一列上がりました。
早々に内田と中野の連係ミスから裏をつかれる形もシュートは枠の外に。
78分 梁が古巣相手にピッチにたつ。
鳥栖サポから考えると豊田やヨシキが相手チームで出てくるような感じでしょうか?
本田は本当にボールを失わなくなりましたね。
82分には酒井がポストで粘って本田のシュート。
83分島川イン
87分には今期初めてのパギ神降臨の好セーブ。
最終的なメンバーはこんな感じ。
94分本田がセンターライン付近からドリブルで持ち上がりシュートはポストに。
最後は酒井が押し込み5-0で試合終了。
今日のMVP
伝説が生まれた4点目などを考慮して全員...などとも考えましたが、
今日はエドゥと朴のダブル受賞で!
安定したボール運びに多大な貢献を果たしました。
エドゥは初ゴールも決めましたしね。
山下は連続ゴール。松岡もいぶし銀の活躍。
林は守備タスクではいい動きだけどもっと決められるはず!
カイセーよ.....泣
豊富な運動量をベースに守備は可変で早いよせを敢行。ソッコ、エドゥ、朴のセンターラインは盤石。
攻撃は理論的な配置で相手を揺さぶり、昨季のような凡ミスは大幅に減りました。
そして得点力不足にも解消の兆しが見えてきましたね。
カウンターの精度が高いチームや、個ではがせてしまうような選手がいる強豪チーム相手にどこまでやれるか楽しみです。
当然対策もされるでしょうし。
サッカーの神さまが帰ってきましたね。
今までどこに...。
全員でパスをつなぐとか漫画かよって思ったわw
今シーズンは何が起きているんだよw
メシ美味!素晴らしい試合でした。
まさに (・ω・)bグッ
楽しかったです!
尹さん新居を見てファンになった者です
僕はマッシモの時からなので先輩ですね!
よろしくお願いします!